セ来季日程 8月に多く予備日設定へ 阪神中止相次ぎ…大型連戦組まれた反省から

 セ・リーグ理事会、プロ野球実行委員会が9日、都内のNPB事務局で行われ、2019年シーズンの日程が大筋で固まった。阪神の中止試合が多くシーズン最終盤に大型連戦が組まれた今季の反省を踏まえ、8月に予備日を多く設定。9月を前にシーズン序盤の中止分を入れ込んでいく方針だ。

 会議に出席した阪神・谷本球団本部長は「ロード中ですから。雨が降らなければウチにとってはありがたい」と説明した。例年、8月は6連戦がびっしりと組まれてきた。ただ来季に関しては5連戦が主で「火曜日とか金曜日に予備日がある日程になっている」と言う。

 シーズン序盤で中止となった試合があれば、その予備日に振り替えられ、6連戦となる措置。ただ中止の試合がなければロード中の移動ゲームが減るため、選手はコンディションを整えやすくなる。

 今年は雨に泣かされて9月に過酷な日程を強いられた金本阪神。8月に予備日を設けることで最大14連戦が組まれた事態を避けることができる。さらに開幕から雨に悩まされることがなければ、“ゆとりロード”になる可能性もありそうだ。

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