阪神“日またぎ”試合制す 0時3分終了 雨で開始1時間遅れ…1時間中断も

勝利のハイタッチを交わす阪神・金本監督と阪神・才木ら=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「広島4-5阪神」(20日、マツダスタジアム)

 阪神が雨中の熱戦を制して、連敗を脱出した。試合開始が午後6時から1時間9分遅れ、二回終了後には約1時間の中断が入る長期戦に。試合終了は日付けが変わって午前0時3分だった。

 初回、陽川が適時打を放って先制した阪神だったが、二回終了後に雨脚が強まった影響で約1時間の中断に突入。その後も四回にナバーロの3号ソロ、五回には相手の悪送球の間の得点や、陽川のこの日2打点目となる適時三塁打が出て、リードを広げた。

 しかし、粘っていた先発・才木が五回裏に鈴木の30号2ランを浴びるなどし1点差に。終盤に1点を取り合って、九回はドリスが登板した。

 スタンドには空席が目立つ中、ドリスは菊池を捕邪飛、丸を遊ゴロに打ち取った。この時点で時計は午前0時をまわり、“回またぎ”ならぬ“日またぎ”救援となった。最後は鈴木を空振り三振に打ち取った。

 広島の優勝マジックは4のまま変わらなかった。最短の優勝決定は22日。阪神は順位は最下位のままだが、3位巨人とのゲーム差は1に縮まった。

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