青柳、今週も先発 4回無四球2失点、激雨の激投水に流し

 「阪神(降雨ノーゲーム)巨人」(9日、甲子園球場)

 懸命の52球だった。阪神・青柳が激しい雨の中で4回を投げ2失点。足場が悪いコンディションの中、無四球と最後まで制球を乱さなかった。

 それでも失点には悔いが残る。二回は1死走者なしから亀井に二塁打を浴び、ゲレーロの右前適時打で先制点を失った。四回は連打で無死一、三塁を背負うと、亀井の遊ゴロ併殺打の間にもう1点を失った。

 「足場が滑って、踏み込むことができず、つらいところはあったんですけど」

 何度もロジンを交換し、足場に砂も足してもらった。ユニホームにまとわりつく雨を振り払いながらの粘投も、結局はノーゲームに終わった。

 11日からは7連戦が予定されている。「そこで頑張ってもらわないといけない」とは香田投手コーチ。遅れてきた分を取り戻す働きを。「今日は失点の仕方がよくなかった」と話した青柳が、この一戦を水に流して、次戦こそ本来の投球を目指す。

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