阪神・才木 6回1失点9奪三振で5勝目 五回には3者連続空振り三振

 「広島3-13阪神」(6日、マツダスタジアム)

 負ければ4年連続で広島戦の負け越しが決まる一戦で、阪神・才木浩人投手が6回3安打、丸に浴びた一発のみの1失点、9奪三振の力投で5勝目を挙げた。

 大量援護もあり、首位を独走する広島打線を抑えた。「まっすぐでファウル、空振りが取れた。そういうところが一番よかった。自分の感覚も悪くなかったですけど、野手の方々が点を取ってくださったので、野手の方々のおかげです」と試合を振り返った。

 大量5点を追加してもらった直後の五回、田中に二塁打を許した。続く磯村に2球目を投げたところで足に違和感を訴えた。一度ベンチに下がり治療してからマウンドに戻ると、磯村、代打バティスタ、野間を3者連続空振り三振。「すぐにトレーナーの方も処置してくださったので。何の違和感もなくその後投げることができたので、よかったです。ちょっと時間、間を取っちゃったので、思い切ってというか自分のピッチングを、という感じで投げました」と圧巻投球を振り返った。

 チームは今季最多の20安打で13得点。「点を取ってもらって、すごく投げやすい環境を作ってくださっているので、しっかり自分のピッチングをできるようにやってきたいなと思います」とコメントした。

 5勝目を挙げ、先発ローテーションの一角としてCS進出を狙う。「まずはチームが勝てるピッチングが一番だと思っているので。そこに向けてしっかりやっていけたらいいかなと思います」。プロ2年目の19歳右腕は、自慢の直球を武器にAクラス入りの原動力となる。

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