岩貞 27歳バースデーに7回3失点 広島打線相手に粘投 勝利権利もって交代

 7回、西川の打球にグラブを出す岩貞(撮影・飯室逸平)
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 「広島-阪神」(5日、マツダスタジアム)

 阪神先発の岩貞が、7回7安打3失点で、6勝目の権利を持ってマウンドを2番手の能見篤史に譲った。

 初回、4番・鈴木に2ランを被弾も、その後は落ち着いたマウンドさばきを披露。六回、3番・丸に147キロ直球をジャストミートされ、左翼スタンドへの32号ソロを浴びた。それでもここを最少失点で食い止め、七回は三者凡退に抑え、先発投手としての責務を果たした。

 広島戦では過去17度登板して勝ち星が無かった左腕は、5日が27歳の誕生日。首位相手に堂々と立ち向かい、バースデー星&広島戦初勝利という1勝を手にする権利を持ち、リリーフ陣にバトンを託した。

 打線は八回、ここまで2安打の1番・糸原が右前へ2点適時打。糸原はチームトップとなる今季10度目の猛打賞となった。効果的に攻撃陣が加点し、首位・広島を相手に試合を優位に進めている。

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