阪神が逆転成功 中谷が適時三塁打、鳥谷は1カ月ぶりの打点

 「阪神-ヤクルト」(5日、京セラドーム大阪)

 阪神が五回、中谷将大外野手の適時三塁打などで逆転に成功した。

 この回、先頭のロサリオが初球、高めに浮いたシュートを狙った。鋭いライナー性の打球は中堅・青木の頭上を越えてフェンス直撃の二塁打。6戦連続の安打でチャンスメークすると、続く中谷が1ストライクからの2球目を狙った。

 「打ったのはチェンジアップ。昨日打てなかった悔しさがあったので、チャンスでなんとかランナーを還したいという思いだけでした。良いタイムリーになってくれました」

 右方向を狙う意識でフルスイングした打球が右中間を真っ二つ。二走・ロサリオが悠々とホームに生還すると、打った中谷も一気に三塁まで進んだ。今季2本目の三塁打を記録。前夜は6打数無安打と1人、カヤの外で、適時打は7月29日のヤクルト戦(神宮)以来、4試合ぶりとなった。さらに無死一、三塁から、代打・鳥谷の二ゴロの間に勝ち越し点を奪ってこの回、逆転に成功した。鳥谷の打点は7月3日・中日戦(甲子園)以来、約1カ月、21打席ぶりとなった。

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