藤浪 5回5失点も2勝目の権利をつかんで降板

5回、大和を遊ゴロに打ち取りガッツポーズをする藤浪(撮影・田中太一)
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 「DeNA-阪神」(27日、横浜スタジアム)

 阪神先発の藤浪晋太郎投手が5回を投げ、5安打5失点で降板した。

 課題の立ち上がりは、無難にこなした。3点を先制した直後の初回、先頭の神里に右前打を打たれるなど、2死二塁で4番・筒香。だが、フルカウントからの6球目、138キロの内角スライダーで一ゴロに仕留めて得点を与えなかった。

 攻め込まれたのは、三回。1死から神里を右前打で出塁させると、二塁へ盗塁を決められて、柴田に右前へ適時打を放たれた。続くソトには中前への安打を許して一、三塁。迎えた筒香の左翼線への適時二塁打で2点目を奪われて1点差に迫られた。

 なおも1死二、三塁。宮崎に初球、135キロの変化球を右翼席最前列へ逆転の3ランを被弾。5連打を浴びて、試合を一気にひっくり返された。

 1点リードを奪った五回には、粘り強さも披露。安打と2つの四球で無死満塁としたが、中川を投ゴロに仕留めて1-2-3の併殺に。2死一、三塁からは大和を遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 前回15日の楽天戦では6回1/3を4安打無失点に抑え、今季初勝利。通算5勝1敗と相性の良い横浜スタジアムで、2勝目の権利を手にしてマウンドを降りた。

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