藤浪、1カ月半ぶりの復帰登板で初回に2失点 5回にも2点許す
「交流戦、西武-阪神」(3日、メットライフドーム)
阪神の先発・藤浪が初回、不運な形で先制点を失った。
4月20日の巨人戦以来、約1カ月半ぶりの1軍登板。この回、先頭の秋山に二遊間を破られ、中前打で出塁を許した。だが、続く源田を追い込むと、外のフォークを振らせ、遊撃正面の併殺コース…と思われたが、この打球を植田がファンブル。一気に無死一、三塁のピンチを背負った。
浅村は3球勝負で見逃し三振に斬ったが、山川の打席で重盗を仕掛けられて先制点を失った。さらに2死二塁から、5番・メヒアには初球、高めに浮いた153キロを狙われ、左中間フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。続く外崎には死球を与えたが、最後は斎藤彰を空振り三振に斬った。
復帰登板はいきなり2点を失う展開となった。
2点ビハインドの五回には、さらに2点を失って4点のリードを許した。
この回、1死から金子に一、二塁間を破られ、出塁を許した。続く秋山の打席で一塁にけん制球を投げたが、これが暴投になって二塁進塁を許した。秋山にも右前打を浴びると、糸井の捕球ミスも重なって1点を失う。
源田は左飛に抑えたが、さらに浅村にも右前適時打を浴び、この回2点を失った。3本の安打はいずれもカットボールを狙い打たれたもの。四回までの粘投を支えてきた決め球に絞られ、リードを広げられる形になった。
関連ニュース




