ロサリオ、Gの庭で3連勝返しだ 好相性!来日1号に3戦連続安打&打点

 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が7日、8日からの巨人3連戦(東京ドーム)に向けて、敵地での“3連勝返し”に意気込んだ。宿敵に対して4月20日からの甲子園3連戦で3連敗するなど現在5連敗中。開幕カードで来日1号&3戦連続打点を挙げるなど相性の良い“Gの庭”で、上昇気配が漂う打棒が大暴れする。

 定めた照準に狂いはない。聖地で味わった屈辱は晴らさなければならない。チームは4月20日からの甲子園3連戦で3連敗するなど巨人に5連敗中。打ち合いは望むところ。自身にとって相性のいい東京ドームに乗り込んで挑む宿敵との3連戦。ロサリオが敵地での“3連勝返し”へ思いを強くする。

 独特な空気がボルテージを上げる。「巨人戦のイメージ?毎試合スタジアムも満員で、特別な熱気を感じるよ。打線に力があるチームだから、こっちも打って勝てるように頑張る」。伝統の一戦が醸し出す雰囲気が闘争心をかきたてる。

 嫌なイメージはない。むしろ好印象を抱いている。鮮烈なデビューを飾ったのは3月30日からの巨人との開幕カード。舞台でもあった東京ドームでの第3戦で来日1号アーチを放つなど3試合連続安打。さらに3戦連続打点を挙げ、自慢の打棒を見せつけた。

 ここまで東京ドームでは12打数4安打3打点で打率・333。助っ人本人も「東京ドームの印象?悪いイメージはないね。チームの勝利に貢献できるようベストを尽くすよ」と“G倒”へのシナリオを固める。

 つかんだ勢いを手放すつもりはない。黄金週間中の9連戦でチームは雨天中止の1試合を挟み、5勝3敗と勝ち越して2位に浮上した。この期間、ロサリオ自身も32打数10安打7打点で打率・313。最近では平野打撃コーチに右足を抑えてもらいながら打撃練習を行うなど軸足の使い方を意識。5日の中日戦で3安打4打点をマークしたほか、前日6日の同戦でも2安打するなど上昇気配を漂わせる。

 やられた借りをお返しする。練習休日だったこの日は、静養しながら東京へ移動したロサリオ。猛虎の4番に座る助っ人が“宿敵の庭”で思う存分に暴れる。

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