高橋遥、収穫6回1失点 前回反省生かし内角ズバッ!「ここぞで投げ切れた」
「阪神1-5中日」(4日、甲子園球場)
最後の最後まで、ベンチ最前列で声を出し続けていた。勝ってくれ。阪神・高橋遥の思いは届かなかった。6回5安打1失点。試合は作った。収穫も手にした。それでもチームの敗戦に笑みはない。すでにその瞳は新たな課題を見つめていた。
前回4月22日の巨人戦では、外角の直球を狙い打ちされてプロ初黒星を喫していた。それから12日。修正力を見せた。この日最高のボールに選んだのは六回1死一、二塁で迎えた阿部への3球目だった。内角へ141キロの直球をズドン。高めのボール気味ではあったが、6-4-3の併殺に打ち取りピンチを無失点で切り抜けた。
「投げ切れた確率は低かったけど」とうつむき気味ではあったが、「ここぞの場面で内角に投げ切れたことは次につなげていきたい」と前を向いた。金本監督もさらなる向上を促す。「右バッターのインサイドを狙ったときに逆球に抜ける。あれが決まりだすと、もっといい投球ができると思う」と。
成長著しいルーキー左腕。その力はまだ十分に発揮されていない。「3試合投げて、(チームは)2回負けている。先制されないように次は頑張りたい」。勝てる投手になれ、高橋遥人。投げては課題を見つけ、投げては収穫へと変えていく。
