金本監督、開幕ローテ決まらん…4番手以降の選考、開幕前日までずれ込みも

 阪神・金本知憲監督(49)が20日、DeNA戦が雨天中止となったことを受け、開幕ローテの人選が開幕前日の29日までずれ込む可能性を示唆した。開幕カードの巨人3連戦に挑む3人はそれ以前に決定されるもようだが、4番手以降の競争は、今後の登板結果を見ながらギリギリまで続く方向だ。

 「残念でしたね、ピッチャーが。明日も中止になったら、開幕(ローテ)のいつ投げるとかが全く見えてこない。ギリギリまで分からんね」

 現状、確定しているのはメッセンジャー、秋山、能見の3人で4番手以降は未定。この日のDeNA戦に登板予定だった才木と小野は急きょ、21、22日のウエスタン・広島戦(由宇)で登板させることになったが、21日のロッテとのオープン戦も雨予報。藤浪が先発予定だが、仮に2試合連続中止となればかなりな狂いが生じてくる。

 23日からのオリックス3連戦(京セラ)はメッセンジャー、岩貞、秋山が先発予定。そうなると藤浪の21日の先発が流れた場合、どこで調整させるかが問題となる。2軍は来週、27日と開幕前日の29日に鳴尾浜で練習試合が組まれており、開幕2カード目の先発が見込まれている投手の見極めが、そこまでずれ込むこともあり得る。

 「ファームでちょっと投げないと。由宇と鳴尾もあるかな。3人いるでしょ?小野、才木、藤浪…岩貞がギリギリ。あそこら辺は全部ファームで投げさせないと」と金本監督。開幕が迫った中、思わぬ形で頭を悩ませることになってしまった。

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