阪神が食事改革 全国宿舎のメニューを管理栄養士がチェック
阪神が来年からシーズン中に遠征する際、宿泊するホテルで食事バランスの均一化を図っていくことが27日、分かった。現在、チームは管理栄養士のアドバイスを仰いでおり、若虎の体作りを進めるため、全国各地区での一定のレベル化を目指す。
「栄養面の管理は前から進めているところ。今はどこの地区に行っても同じバランスで食事を取れるようにやっていかないといけない」と球団関係者は明かした。宿泊する地域によって各ホテルには特色があり、レストランも違う。仕入れられる素材なども異なるため、栄養バランスに偏りが出る可能性がある。
そのため遠征前に各ホテルから用意できるメニューを事前に送ってもらい、そこで管理栄養士の指示を仰ぎながら、チームとしての意向を伝える方針。予算の関係もあるが、「料理は違ってもなるべく栄養に偏りが出ないように。体作りはチームにとっても課題ですから」と同関係者は明かす。
すでにキャンプ地の宿舎では昨年から管理栄養士が入り、バランスのいい献立を食事会場の入り口に置いたり、栄養講座も進めてきた。若虎が強じんで大きな体を手にするために、遠征先のホテルにも気を配っていく。
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