金本監督 中日との今季最終戦、最後までガチンコ勝負

 阪神・金本知憲監督(49)は6日、CSに向けた調整の場として、10日の最終戦にガチンコ勝負で臨むことを明かした。

 降りしきる雨粒の前に、描いていたプランの修正が余儀なくされた。練習を終え、帰路につく際、金本監督は「(フェニックスには)もう行けないやろ」ときっぱり。CSに向けた調整に狂いが生じたからこそ、10日の中日との今季最終戦に、ガチンコ勝負で挑む。

 「(10日は全員出るかと問われて)それはいかないと。3打席ぐらい立ってもらわないと。勝って終わりたいよね、やっぱり。(勝てば)貯金も『17』にできるんか」

 6日でシーズン終了となっていれば、9日から11日まで、みやざきフェニックス・リーグで3試合を戦う予定だった。CSまで3試合を想定していた調整の場が、この日の中止で最終戦の10日の1試合だけに。例えば5日の中日戦では、調整を兼ねて福留と鳥谷が2打席で交代したが、10日の打席数を増やすことでCSへの調整に対応する形となる。

 「(実戦形式の練習も)もういらないだろ。(10日は)今から4日後だろ。10日にやって、その後に(CS初戦の14日は)4日後か。特に入れなくていいんじゃないかな」と金本監督。実戦の場が減っても、シート打撃を行う予定はない。だからこそ余計に、10日の試合が重要となる。

 「(観客動員も)300万人入ってくれるだろうし。(あと)1000人ぐらいは入ってくれるだろ(笑)」

 あと1122人で、7年ぶりとなる観客動員300万人突破も達成。「(日程など)いろいろ狂うと大変」と苦笑いを浮かべたが、安藤の引退試合も含め、節目となる143試合目に真剣勝負で挑み、勝利で締めくくる。

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