阪神、大山が同点打「初球から積極的に」 押し出し四球で勝ち越し

3回、同点となる適時二塁打を放つ阪神・大山悠輔=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-DeNA」(10日、甲子園球場)

 阪神が大山悠輔内野手の適時打で、同点に追いつき、さらに押し出し四球で勝ち越しに成功した。

 1点を追う三回だった。1死走者なしで前の打席で適時打を放っている福留が、初球を振り抜くと、打球はぐんぐんと伸び、フェンスを直撃。中堅・桑原が捕球できず、ボールが転々と外野を転がった。その間に福留は一気に二塁を蹴って、三塁へ到達した。

 そして4番・大山。狙いすましたかのように、浜口の初球、143キロの直球を捉えた。打球は右翼線を鋭く破り、適時二塁打に。3試合ぶりの打点をマークし、同点とした。

 大山は球団広報を通じて、「(福留)孝介さんがチャンスを作ってくれたので、同点にすることを考えて、初球から積極的に打ちにいきました。ランナーを返すことができてよかったです」とコメントした。

 その後2死を挟んで、上本、大和が連続四球で出塁。2死満塁となって、8番・坂本も押し出しとなる四球を選び、この回2得点。逆転に成功した。

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