金本監督、ルーキー小野の“13度目の正直”喜ぶ「使い続けてよかった」

プロ初勝利を挙げ、金本監督(左)に祝福される小野
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 「阪神3-0ヤクルト」(29日、甲子園球場)

 阪神がドラフト2位ルーキー・小野の好投でヤクルトに快勝した。プロ13試合目の先発登板となった小野は盤石のリリーフ陣にも助けられて、待望のプロ初勝利をマークした。

 金本監督も試合後、待望だった小野のプロ初勝利を喜んだ。「調子自体は、コントロールいまひとつだったんですけどね。いいときは勝ちがつかなかったので、まあ、おあいこってことでね」と、安どの笑顔を見せた。

 “13度目の正直”でようやく挙げたプロ初星には「(なかなか)勝ちがつかず、『いつまで投げさせるのか』みたいなことも言われましたけども」と苦笑いしつつも、「いい素質持ってますし。ずっと使っていけば必ず良いときが来る、勝てる日が来ると信じてましたので、使い続けてよかったです」としみじみと話した。

 ルーキー右腕の後を受けた桑原、マテオ、ドリスのリリーフ陣が七回以降、パーフェクトに抑える盤石のリレーを見せた。「理想的な継投、ウチの本当の勝ちパターンですよね。リリーフの3人がノーヒット、完璧に(抑えて)勝利を飾ってくれました」と満足げにうなずいた。

 打線もヤクルトの守備のミスをついて、点を加えた。「そこが大きいですね。前半戦はウチがミスして、そこにつけ込まれて…、ということが多かったですけど、きょうはミスにつけ込んで確実にものにするという勝ち方ができて本当によかったです」と、そつのない攻撃を評価した。

 先制打を放った鳥谷は、いよいよ通算2000安打まであと「9」と迫った。「できれば甲子園で達成させてやりたいというか、してほしいですね」と、指揮官はエールを送っていた。

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