「ＤｅＮＡ－阪神」（１２日、横浜スタジアム）

　首位阪神が、鳥谷敬内野手のタイムリーと一走・中谷将大外野手の好走塁で先制点を奪った。

　０－０で迎えた四回、２死走者なしから５番・一塁でスタメンの中谷が内野安打で出塁し、次打者・鳥谷は左中間へライナー性の打球を放った。中堅・桑原が素早く回り込んで処理したため打球はフェンスに達しなかったが、中谷は迷うことなく三塁を蹴って先制のホームイン。打った鳥谷が「（一走の）中谷がよく走ってくれました」と感謝する激走だった。

　この日の試合開始時点で、得点圏打率・３１３と勝負強さを発揮している今季の鳥谷。この先制打が通算１９０６安打目で、節目の２０００安打まであと９４とした。