阪神 中谷が勝ち越し犠飛

 「中日-阪神」(18日、ナゴヤドーム)

 阪神が1-1の八回、中谷の右犠飛、北條の適時三塁打で勝ち越しに成功した。

 代わったばかりの岩瀬との対戦。まずは糸井がフルカウントから左前打で出塁した。今季2度目の3安打でチャンスメークすると、続く原口が一塁線を破る二塁打でつなぐ。無死二、三塁の絶好機。ここで今季初スタメンの中谷に打順が回った。

 2-2から6球目。外角131キロのシュートを右方向に運んだ。右翼フェンス付近の飛球で、三走糸井が悠々と生還。勝ち越しのホームを踏んだ。さらに2死一塁から北條が右中間を破る適時三塁打。この回、リードを2点に広げた。

 鳥谷敬1766試合連続出場を果たし、歴代2位の金本監督に並んだ一戦。勝利で大記録を祝うために、ナインが必死の攻撃を見せた。

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