秋山が今季初勝利「立ち直れたのは成長かな」 序盤、逆転許すも

ファンの声援に応える阪神・秋山拓巳=横浜(撮影・北村雅宏)
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 「DeNA6-8阪神」(12日、横浜スタジアム)

 阪神が11安打8得点で乱打戦を制した。先発の秋山は6回0/3を10安打5失点も、大量リードに守られて今季初勝利を挙げた。

 九回は抑えのドリスが2点差に追い上げられ、なお2死二、三塁と一打同点のピンチを招く、ヒヤヒヤの展開。ベンチで見守っていた秋山は試合後、「僕がもっとしっかり長いイニングを投げないといけない展開だったので…。野手の方にも中継ぎの方にも本当に助けてもらいました」とまずは反省の弁が出た。

 今季初先発となった5日のヤクルト戦は七回途中1失点と好投。そして2戦目のこの日、初勝利を手にした。「一戦一戦必死にやっている結果なんで。次回以降もしっかり練習して必死にやっていきたい」と次の登板を見据えた。

 先制点をもらいながら、二回に逆転を許した。それでも、味方に再逆転してもらってからの四回からは、3イニング続けて三者凡退に仕留めて、立ち直ってみせた。「(捕手の)梅野がすごく緩急をしっかり使ってくれて、うまく応えることができた。中盤以降、立ち直れたのは去年からの成長かなあと思います」と手応えもつかんでいた。

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