阪神、交渉解禁“瞬速アタック” 球団本部長「糸井獲得で広島に対抗」
阪神はFA宣言選手が公示された直後に、糸井への“瞬速アタック”を敢行した。接触可能となる午後3時のコミッショナー公示を確認して電話で連絡を入れ、交渉解禁日となる11日午後のアポイントメントを取った。
ルールに沿って沈黙していた阪神は、接触可能となったタイミングと同時に動いた。「連絡を取った時間?3時か…(3時)1分か…。(公示時間が)過ぎてから」。高野球団本部長は糸井と連絡が取れた際の様子を振り返った。交渉を申し入れると、「それならば、すぐにお願いします」と返答があったという。
獲得に動く理由について高野球団本部長は、「特に広島さんと戦力比較する中で、糸井選手を獲得したいなと。得点力とか機動力という点で対抗していきたいということ」と説明。リーグNo.1の打力、走力を誇る広島を打ち破るための旗手として、高い期待を寄せた。