阪神・能見篤史投手（３７）が２９日、２週連続での「ＤｅＮＡ斬り」に意欲を見せた。現在、登板機会が空くために登録抹消中だが、次回は９月３日のＤｅＮＡ戦（甲子園）での先発が有力。ＣＳ進出に向けて負けられない一戦となる。

　「やることは変わらない。とにかく勝つことが大事です」

　前回、３連戦初戦となった２３日のＤｅＮＡ戦では、８回３失点の投球で８勝目を挙げた。ＣＳ争いのライバルでもあるため、９月２日からのＤｅＮＡ３連戦は負けられない戦いとなる。そこで前回の再現を狙う。

　中１０日の間隔については「あまり考えていない」と、特別な意識をせずに調整に集中。シーズン終盤の厳しい戦いでは、ベテランの経験が頼りになる。