江越、同点弾や同点犠飛や 117日ぶり5号
「DeNA5-7阪神」(4日、横浜スタジアム)
陰の立役者だ。阪神・江越が五回に同点弾を放ち、九回は同点犠飛。四回の守備からの途中出場で、先発復帰へ猛アピールした。
五回1死で迎えた1打席目。ペトリックの外角カットボールを右翼席最前列へ運んだ。新人だった昨季に並ぶ5号ソロ。4月9日・広島戦以来117日ぶりの本塁打が生まれた背景には、打撃フォームの修正があった。
「今までは左膝が開いた状態で打っていた。しっかり踏み込んでスイングするイメージで練習している。それができた」。外角へ逃げる球や、落ちる球に対応しようとしたマイナーチェンジが、大切な場面で実を結んだ。
九回1死一、三塁は山崎康の初球を同点右犠飛。「最低限の仕事ができた」。1試合2打点も4月9日・広島戦以来117日ぶりだった。
7月は15試合で3番を任された。だが、結果を残せずに最近は緒方、中谷らと併用となっている。土俵際で見せた集中力と、つかんだ手応え。先発定着への足がかりにしたい。
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