阪神、4月以来の2桁10得点で今季初4連勝 原口「福留さんの激走が心に」

阪神 マウロ・ゴメスの2発に喜ぶファン=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神10-5ヤクルト」(28日、甲子園球場)

 阪神が14安打10得点で、今季初の4連勝で4位に浮上した。ヤクルト3連戦3連勝で、同一カード3連勝も今季初。また2桁得点は、4月22日の広島戦(マツダ)以来、今季3度目。

 0-1の四回、原口の中前適時打、ゴメスの左越え16号2ランなどで、一挙4点を奪って逆転。五回には原口の左中間3点二塁打、ゴメスの2打席連続中越え17号2ランで5点を追加。八回にも1点を加えた。

 先発の青柳は六回途中まで投げて4失点で、3勝目(2敗)を挙げた。本拠地・甲子園では、これが初勝利。六回途中からは安藤、高橋、マテオ、藤川、ドリスとつないだ。

 来日初の2打席連続本塁打、1試合2本塁打をマークしたゴメスはお立ち台で「リラックスして打てる球を狙っていた。チームの勝利に貢献できるバッティングができたのはうれしい。これを続けていきたい」と語った。3安打4打点の原口は、四回に福留の三塁打に続いて放った同点の中前適時打に「福留さんの激走が心に響きました。絶対、楽に返してやろうと思って、打席に立ちました。初球から思いきりいこうと思っていた。最高です」と振り返った。

 ヤクルトは同一カード3連敗で5位に転落した。

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