阪神猛打、四回10安打で一挙9点 原口先制3ラン&2点適時打で5打点

4回、右前打を放つ阪神・江越=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-ヤクルト」(27日、甲子園球場)

 阪神が四回、怒濤の6連打などで一挙9点を挙げた。阪神の1イニング9得点は2014年6月8日の交流戦・ソフトバンク戦の一回以来。

 先頭の江越に福留と連続安打が出て無死一、二塁としたところで原口が左翼席最前列へ9号3ランを放ち先制に成功。さらに、ゴメスが左前打、新井が中前打と続き、無死一、三塁から荒木の右前適時打で追加点を挙げた。

 先発の能見の犠打で1死二、三塁とすると1番の高山が右前に2点適時打を放ち、6-0。ここでヤクルト先発の杉浦を引きずり下ろした。

 2番手の中島に替わってからも猛虎打線は攻撃の手を緩めない。この日、遊撃で起用されている北條は四球。この回2巡目に入り、江越がこの回2本目の安打を右前に放ち、1死満塁とした。福留が押し出しの四球を選び、原口がレフトへ2点適時打を放った。ゴメスの安打で再び満塁としたが、新井が遊併殺打に終わり、長い攻撃が終了した。

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