金本監督、鳥谷スタメン当面見合わせ「中途半端な形で戻したくない」

 「阪神5-3ヤクルト」(26日、甲子園球場)

 阪神・金本知憲監督は試合後、鳥谷敬内野手の起用方針を明確にした。24日の広島戦(マツダ)で、667試合連続フルイニング出場の主将をスタメンから外し、この日もベンチスタートさせた。八回の守備から遊撃で途中起用し、その裏には安打も放ったが、当面はスタメン起用を見合わせるという。

 「早くバッティングの感じを戻してね。モチベーションと(打撃の)数字を上げて自信を取り戻すまでは…。中途半端な形で戻したくないんでね」

 鳥谷の連続試合出場はこの夜、1703試合まで伸びた。自身の記録1766試合には来季、到達可能。指揮官は「連続試合についてはモチベーションのこともある」と継続させる意向だが、スタメン復帰については、分かりやすく「復調=結果」を条件に挙げた。

 「また同じことになると、次は本人もショックを受けるかもしれないし、そういう配慮もあって、しばらくは…と思っています」

 主将らしく、スタメン復帰を飾ってほしいと虎将は願っている。

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