中谷プロ1号 意識改革で目覚めた

 「広島4-2阪神」(25日、マツダスタジアム)

 プロ6年目で初めてアーチをかけた。0-4の七回無死一塁。阪神・中谷が、意地の2ランを放った。「自分のスイングができている」。第1打席では遊撃内野安打を放ち、この日はマルチ安打。前日の猛打賞に続き、勢いは止まらない。

 以前の中谷ではない。掛布2軍監督から打撃指導を受けると同時に、意識の面でも改革していた。「3割を打とうとして、ホームランはいらないと思っていた。それは違うよ、と。自分の形で打って、結果として20本を狙うんだ、という話をした」と今岡2軍打撃コーチ。中距離打者としての才能に目覚め、どんな球でも強く振るように変わった。

 もちろんまだ発展途上だ。金本監督は「調子がいいんだろうけど、これを長く続けないといけない」と、さらなるレベルアップを求めたが、中谷自身も「練習あるのみです」と自覚する。

 次は勝利へつながる一発を放つ。「それを勝ちにつなげたい」。“本物”の覚醒へ-。大きなチャンスをつかみ取る。

2023-11-05
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