球児、火の玉150キロ「出たやんけ」

 「交流戦、阪神2-0オリックス」(20日、甲子園球場)

 剛球が戻ってきた。日本復帰後、初めて阪神・藤川が150キロを投げた。大台突破で甲子園に詰め掛けた大観衆を沸かせたが、「終わったことは終わったこと」。ゲームセットの瞬間から頭の中を切り替え、視線を前へと向けた。

 同点の八回2死、糸井を2ストライクと追い込んだ3球目だった。内角をえぐった直球。スコアボードに大台が光る。バットには当てられたが、ボテボテの投ゴロに打ち取った。先頭の西野は右飛、続く安達は空振り三振に仕留めて、3人斬り。裏の攻撃で原口の決勝2ランが飛び出し、3勝目を手に入れた。

 金本監督は「球児も球が走っていて、ドリスと2人が三人ずつでピシャッと抑えてくれてよかった」と称賛。コンビを組んだ岡崎も「よかったですよ。だいぶ、ボールも強くなっている。変化球も効いていた」と評価した。

 縦じまに再び袖を通してから、今までの最速は149キロだった。リリーフ再転向後の5月24日付デイリースポーツ。「かつてのような150キロを超える直球はない」との記述を目にし、心が奮い立った。それだけに「150キロ出たやんけ!」。冗談めかし、いたずらっぽく笑った。

 10日・日本ハム戦(札幌ドーム)でサヨナラ弾を浴びるなど、安定感を欠く投球が続いていたが、これで4試合連続の無安打とした。日に日に頼もしさが増していく藤川。キレだけでなくスピードも取り戻し、火の玉完全復活を目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス