横田必死打ァ!2カ月ぶりタイムリー

 「交流戦、ロッテ8-3阪神」(8日、QVCマリンフィールド)

 迷わずバットを振り抜いた。阪神・横田慎太郎外野手(20)が1軍再昇格後、初タイムリーをマーク。1点を追う二回だ。2死三塁の好機で第1打席。118キロの低めカーブを右前へ。4月14日DeNA戦(甲子園)以来の打点をたたき出した。

 「ボール球を振らないようにと思っていました。高めに浮いてきたところを狙っていこうと思っていました」

 これで2試合連続安打。3日に1軍再昇格してから、2試合無安打が続いたが、再びアピールを開始した。

 1軍生き残りに必死だ。この日の午前10時ごろ、チーム宿舎にはトレーニングウエアに着替えた横田の姿があった。バットを携え、ホテル近くのスポーツジムで汗を流す。若者らしく、朝から晩まで野球漬けの日々だ。

 その後の3打席は音無しだったが、背番号24のフルスイングには期待感が集まる。借金2のチームのムードは重苦しい。こんなときこそ、持ち味の長打力で雰囲気を一変させたい。9日は21歳の誕生日。次は自らを祝う特大の一発をスタンドへ放り込む。

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