四藤社長の「超変ソク」で爆笑虎年賀会

 阪神は5日、西宮市内の球団事務所で球団年賀式を行い、四藤慶一郎球団社長(55)が冒頭のあいさつで今季のチームスローガン「超変革」を「超変ソク」と言い間違えるアクシデントがあった。一瞬微妙な空気が漂ったが、金本監督のフォローもあり、式は和やかなムードに包まれた。「超変革」へ、年賀式からチーム、フロントが一丸であることを示した。

 しばしの沈黙の後、部屋中が“初笑い”に包まれた。四藤球団社長が新年のあいさつに立ち、金本監督との共闘を誓っていた時だ。

 「今年のチームスローガンは『超変ソク』ということですけど…」

 「???」

 新チームへの期待感が社長の気分を高ぶらせたのか-。まさかのハプニングに、事務所内の空気が一瞬固まった。間違いに気づいた四藤社長はすぐさま「超変革」と言い直したものの、フロント職員など参加者はドッと沸いた。社長のまじめな人柄は誰しも知るだけに、そのギャップも拍車を掛けていた。

 「悔しくて…。ああいう間違いをすると思いませんでした。気合が入りすぎました…」

 式後、四藤社長はバツが悪そうに苦笑いした。ただ、おかげで式は終始和やかムード。金本監督のアドリブを利かせたあいさつでは再び大爆笑が起こり、「監督にフォローしてもらいましたので良かったです」と指揮官の気遣いに感謝した。

 金本体制1年目へ、チーム、フロントが一体となり、シーズンを戦い抜く。四藤社長は「チーム内とフロント間でのコミュニケーション、意思の疎通をしっかり。正面から向き合ってやってほしい」と強調した。アクシデントを笑い飛ばすこの一体感が、「超変革」への第一歩だ。

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