生田目に注目!虎の来秋ドラ1候補や

 阪神が来秋のドラフト上位候補に流通経大・生田目(なばため)翼投手(20)をリストアップしていることが22日、分かった。最速155キロの本格派右腕がプロ志望である情報をキャッチした。今秋ドラフトは上位で野手を指名したため、来秋は最速156キロ右腕の創価大・田中正義投手(21)を含めて投手中心の指名戦略を練る。

 来秋のドラフト会議に向けて、最速155キロ右腕を徹底マークする。金本阪神が、流通経大・生田目を上位候補にリストアップした。一時、公務員志望を口にしたこともあったが、プロ入りの意思を固めたという。球団関係者は「プロ志望届を出すと聞いています。能力が高いピッチャーだから当然マークしていく」と明かした。

 生田目は今年6月の全日本大学野球選手権で一躍脚光を浴びた。初の全国舞台となった2回戦・城西国際大戦で10三振を奪い準決勝進出。続く神奈川大戦では最速152キロ直球とキレのあるスライダーを武器に、9回2安打完封。三塁さえ踏ませない圧巻の投球を披露した。連投した決勝・早大戦こそ敗れたが、敢闘賞に輝いた。

 阪神はエース・藤浪に続く若手育成が急務だ。今秋ドラフトでは1位・高山(明大)、2位・坂本(明大)と相次いで野手を指名した。そのため、来秋は投手中心のドラフト戦略を練る方針。球団関係者も「来年は上位で投手を指名する可能性が高い」と続ける。

 ドラフトの超目玉は最速156キロをマークする創価大・田中だが競合は必至の状況だ。関係者が「人気が集中するようなら、クジを回避して他の投手を指名する可能性もある」と言うように一本釣りを狙うプランもある。投手王国形成へ、生田目を含めて慎重に情勢を見極めていく。

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