マートン外し実らず14年ぶりセ最速20敗

 「阪神2-7広島」(10日、甲子園)

 終わってみれば、またも一方的な負けだった。阪神は広島に同一カード3連敗を喫し、リーグ最速で今季20敗となった。甲子園での同一カード3連敗は、早くも今季2度目。不振のマット・マートン外野手(33)をスタメンから外す荒療治も実らず、借金は今季ワーストに並ぶ5となった。

 九回の攻撃を前に、失意を残した空席が目立ち始める。試合の流れ、重い雰囲気、5点差…予想されたようにドラマは起きない。晴天のデーゲームに似つかわしくない悪夢の3連敗。和田監督が講じた策も、勝利に結びつかなかった。

 「この3連戦とも、同じような内容のゲームをしてしまってね。非常に申し訳ない気持ちはあるけど、今はそれよりここからどう立て直して、どうはい上がっていくか」

 懸命に前を向いた。現状打破へどうすべきか。この日も手は打っていた。午前中の試合前練習、指揮官はグラウンドに現れなかった。就任以来初という異例の行動の裏に「マートン外し」の“ショック療法”があった。

 「状態が上がってこなくて本人も苦しいと思うけど」と和田監督。姿を見せなかった間に、この日の措置に関して話し合った。体調不良ではなく、現在の状態を見て昨年8月10日以来のスタメン落ちとなったが、チームに前向きな「刺激」とならず、打線は7安打2得点に終わった。

 さらに守備でも「防げるプレーが1つ2つあった」と嘆く。五回2死一、三塁で、二盗を試みた丸を刺そうと藤井は送球。上本はベース前で捕球してタッチを試みたがセーフとなり、その間に三走・田中にホームインを許す重盗で3点目を与えた。

 「投げた瞬間にスタートを切ってるわけじゃない。どっちかで防げるはず。セカンドでアウトにするか、前に出てホームで殺すか」。ミスも出て、停滞ムードを断ち切れないままの敗戦。セ・リーグ最速の20敗到達は、最下位に終わった01年の5月9日以来で、甲子園でのカード3連敗は早くも今季2度目だ。

 試合後、マートンは「出てないから何もないよ」と話しただけ。ただ、和田監督は「今日でリセットして。いつまでもベンチに置く選手じゃないんで」と、12日のヤクルト戦から再び起用する考えだ。手は打てど、思い通りにいかない苦しさ。週明けからは東京、名古屋と続く1週間の遠征。重い空気を背負ったままの旅となる。

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