2軍降格の江越3の2!ここから出直し
「ウエスタン、オリックス1-2阪神」(14日、京セラ)
ここから出直しだ!13日に出場選手登録を抹消された阪神のドラフト3位・江越(駒大)が、2軍降格後初の実戦で3打数2安打と躍動した。
まずは四回1死、近藤の真ん中やや高めの140キロ直球をきれいに右前へ運んだ。八回1死では、大山から中前打。「甘い球を1球で捉えることができたので良かったです」と納得の表情を浮かべた。
右翼の守備でも魅せた。五回、西野が放った大飛球をフェンスに激突しながら好捕。存在感を示した。
ただ、掛布DCは打撃に対しては不満顔。「へその前でヘッドが返るようにしないと。ヘッドスピードがあるのに無駄になってしまう」。試合後は鳴尾浜に戻り、室内練習場で指導。江越は「上(1軍)で打とう打とうとしていて、ヘッドが返らずにグリップから打ちにいってました」と修正点を見つけた。
「全てにおいてアピールしていかないといけないですね」。攻守ともに磨きをかけ、もう一度1軍の舞台に戻る。