ドラ4守屋“マエケン流”初ブルペン
阪神のドラフト4位・守屋功輝投手(21)=ホンダ鈴鹿=が18日、“マエケン流”調整を取り入れていることを明かした。この日は鳴尾浜で初のブルペン投球。広島・前田ら球界を代表する投手陣も実践するカーブを重視した調整法で、万全の肩に仕上げていく。
初ブルペンで投じた全46球のうち5球はキレのあるカーブだった。「カーブを投げて、その意識で直球を投げるといい感じになるんです。自分の中ではいい感覚で投げられている。良かったと思います」。約20分間の投球に手応えを感じた。
一般的にカーブを投げる時は、直球以上に肘をしならせる必要がある。前田ら超一流の投手もこの時期に「腕の振り」を思い起こさせるため、カーブを投じて肩をつくっている。ただ守屋は前田を参考にしたわけではなく、ホンダ鈴鹿時に「自分で気づいて取り入れました」と独学で始めたという。
今後も状態を見ながら、積極的にブルペンに入る予定。最速148キロ右腕が“マエケン流”で開幕1軍を目指す。
