阪神・藤浪晋太郎投手（２０）が８日、大阪市内でＭＢＳ「明石家電視台」（１月２６日午後１１時５３分放送）の収録に参加。初共演した司会の明石家さんまから将来のメジャーへの思いを問われ、「そういうレベルになれば、挑戦したい気持ちもある」と意欲を示した。

　初めてのバラエティー番組出演。それまでは笑顔を見せながら恋愛トークに終始していたが、さんまからの思わぬ質問に真剣な表情が戻った。「（レンジャーズの）ダルビッシュさんや（ヤンキースの）田中さんのようなしなやかなフォームを身につけたいです」。憧れの投手の名を口にし、将来の自分と照らし合わせた。

　やるべきことはたくさんある。登板した日米野球第４戦（１１月１６日・東京ド）は、４回５安打４失点。「自分の投球フォームは汚い。日本人として、しっかりしたフォームで投げたい」と課題克服が最優先だ。メジャーに強い意欲を見せる広島・前田との合同自主トレが、年明けに実現する可能性もある。世界へ、藤浪が動きだそうとしている。