西岡に外野プラン 和田監督が私案披露
阪神電鉄主催のパーティーが28日、大阪市内のホテルで開かれ、和田豊監督(52)が来季、西岡剛内野手(30)を外野で起用するプランを温めていることを明かした。
宴席の終盤に行われた川藤OB会長、掛布DCとのトークショー。司会進行役から鳥谷がメジャーに移籍した際、空席となる遊撃に誰を据えるのかという問いに指揮官が秘策を披露した。
「いなくなることは考えたくないですけど、いなくなるとなれば現時点では大和を持ってこようと思っています。西岡をどうするか。外野もできるのかな?彼はずっと二遊間をやってきたプライドもあるので、しっかり話をしたい」。多くの聴衆を前に、虎将は西岡外野起用の私案を言葉にした。
22日のファン感謝デーの際には、西岡の外野プランについて「オレは一切言ってない」とした和田監督。掛布DCからは「西岡センターで2015年の阪神はつくれると思う。西岡を説得するのも監督の手腕ですね」と言葉を掛けられた。すべては鳥谷の動向次第だが、和田監督と西岡が直接会談し、外野での起用を訴える可能性が出てきた。