虎、鳥谷残留絶対にあきらめん!

 絶対にあきらめない-。阪神・南信男球団社長(59)が27日、海外FA権を行使し、メジャー挑戦の意向を示している鳥谷敬内野手(33)に関し、最後の最後まで慰留に努める方針を示した。

 前日、東京都内で開かれた「NPBアワーズ2014」に出席した鳥谷は、「何を言われたとしても変わらない。いろんなことを考えた上で、自分で決めたい」と発言。額面通りに受け取れば、阪神への決別宣言と取れるが、ネバーギブアップの精神で今後の交渉に臨む。

 「とりあえず今は待つしかない。ウインターミーティングが終わって、しばらくしないと条件は出そろわないだろうから。ただ、あきらめはしないよ。ウチにとっても絶対に必要な選手だから」

 17日に西宮市内のホテルで行われた残留交渉に直接出馬し、慰留を試みた南球団社長。ウインターミーティング後に再度行われる残留交渉にも出馬する予定で、鳥谷の心に熱く訴えかける。

 入団時からの夢を追い、年齢的に希望をかなえるラストチャンスだということは十分に理解している。ただ、10年ぶりのリーグ優勝と、30年ぶりの日本一奪回に向けて鳥谷は必要不可欠な選手。最大限の誠意と条件を携え、決死の残留アピールに出る。

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