俺が“ポストシーズン男”だ！阪神のマウロ・ゴメス内野手（３０）が１１日から始まるＣＳでの活躍を３日、約束した。

　「プレーオフでも自分としては同じ気持ちだね。プレーオフでも試合をすることに変わりはない。ベストを尽くすだけ」

　来日１年目の今季は１４３試合で４番を務め、１０９打点でリーグ打点王をほぼ手中に収めている。当然、ポストシーズンでも活躍が期待される。

　不動の主砲は大歓迎だ。母国・ドミニカのウインターリーグでは、エスコヒードに在籍した１１、１２年にポストシーズンで通算５９試合に出場して打率・２５９、１２本塁打、４０打点。「ドミニカでは優勝したこともあるよ」と胸を張る。

　阪神は過去、ＣＳに４度出場して１勝８敗。ファイナルＳにすら出場したことがない。だが、そんな過去を知らない主砲に臆するものはない。自身のバットで負の歴史を変えるつもりだ。

　ＣＳファーストＳに向けて甲子園で再開した全体練習では、フリー打撃で快音を連発。シーズンの疲れはあるが、「問題ないよ」と言い切った。まだ日本一のチャンスはある。Ｖ逸に終わったレギュラーシーズンから心機一転。ゴメスは頂点だけを目指す。