ノーモア大失速へ体調管理徹底

 ノーモア大失速!阪神・和田豊監督(51)は2日、優勝争いの正念場となる9月に向け、野手陣の体調管理に細心の注意を払う方針を示した。現時点から練習量などを考え、勝負どころでの“末脚”を残しておきたい考えだ。

 連日の猛暑。この日は雨空で日差しこそなかったが、高い湿度で体力を消耗する日が続く。夏バテ対策はチーム内で講じられているが、指揮官はさらに先を見据えていた。

 「今もそうだけど、これからも(大事)。暑さが少し収まってから、疲れは出てくる。そういうところも考えながら、練習などをおこなっていきたい」

 選手によっては、夏場でも強化メニューなどが必要となる。ただ、状態に応じて、練習量や休養のタイミングについて「この夏により一層、そういう対策をもってやらないと」と選手の体調維持を図るつもりだ。

 苦い記憶が教訓となっている。昨季は夏場まで優勝争いを演じながら、9月以降は10勝18敗2分けと大失速。CSファーストSも広島に2連敗で敗退した。

 それだけに「去年のこともあるから」と指揮官も気を引き締める。西岡ら故障者が復帰し、主力の状態も万全となれば、今季は勝負どころで“逆転の虎”が見られそうだ。

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