中西コーチ、出てこい“第2の遼馬”
阪神・中西清起投手コーチ(52)が30日、「第2の遼馬」の出現を期待した。今季は、29日・西武戦(甲子園)のようにビハインドの展開で登板した投手が試合を壊してしまうケースが目立つ。昨季、17試合連続無失点を記録し、勝ちパターンに入った松田の例を挙げて奮起を促した。
「遼馬みたいにビハインドで結果を出していったら勝ちゲームで使える。10試合ぐらい続けないと。1、2回の失敗で信頼がなくなってしまうポジションだから」
この日、前日に失点した鶴、金田、岩本が自主的に甲子園の指名練習に参加。2失点した金田は「ああいう(ビハインドの)場面を抑えないと先はないと思うので、しっかり結果を出したい」と力を込めた。逆転勝ちの試合をつくるためにも、金田らが担う役割は重要だ。