“昼男”ゴメス猛打賞 デー打率4割5分
「DeNA1‐7阪神」(26日、横浜)
晴天の横浜に、3度も心地よい快音を響かせた。阪神・ゴメスが2本の適時打を含む今季3度目の猛打賞。“昼男”が開幕からの連続試合出塁を26に伸ばした。
四回無死一塁は、井納の外角高めの148キロを右前に運んで好機を拡大。マートンの犠飛につなげる一打を「チームの勝利に貢献したいと思っていた。甘い球が来たら積極的にいこうと思っていた」と振り返った。
五回2死一、三塁は、高めに浮いたボール気味のスライダーを強引に振り抜いた。ライナーで遊撃の頭上を越える左前適時打に「打てるボールだし、打ちにいった」。七回2死三塁も中前適時打を放って、26試合でリーグ2位の30打点。トップのマートンとは2差となった。
開幕から勢いが衰えない主砲。特に昼間は無類の相性を誇る。今季のデーゲーム9試合は、40打数18安打で打率・450。1本塁打18打点と暴れまくっている。
「理由は全く分からないけどね」と話しつつも、「あしたもデーゲームだからいいかもね」とおどけてみせた。4番の成績と比例するように、チームもデーゲームは6連勝で通算7勝2敗だ。常夏の国・ドミニカ出身の大砲。太陽の下できょうもチームを勝利に導く。
