ドラ4梅野、広角や!右中間へ大二塁打
「オープン戦、広島2‐2阪神」(22日、コザしんきん)
引っ張るだけじゃない。阪神ドラフト4位・梅野(福岡大)が右中間フェンスを直撃する二塁打を放った。逆方向にも飛ばせる広角打法でアピール。開幕1軍へ、また前進した。
「手応えはあった。うまく打てた。左投手の入ってくるボールを逆らわずに打てたのは収穫だった。今までになく、いい形で振れたのはよかった」
三回無死。篠田の134キロを捉えた。打球は両翼100メートル、中堅122メートルあるコザしんきんスタジアムの右中間フェンスを直撃。和田監督は「あそこの打球ね。特に強いね」と、実戦での広角打法に新たな可能性を感じ取った。
守備ではオープン戦の開幕マスクを任された。岩田、秋山とコンビを組み、九回に交代するまで1失点でまとめた。
ただ、配球面では課題を残した。指揮官は「ストライクゾーンを使い過ぎている。もっとボールゾーンを有効に使わないと」。山田バッテリーコーチも「場数を踏んでいってだね。ボール球を振らせるとかね」と、今後の成長を期待した。
大学日本代表のチームメートで、親友の大瀬良との初対決はお預けとなった。「対戦したかった。またシーズンで、ですね」。打撃の評価は上昇一途。守備を磨き、1軍の舞台で広島のドラフト1位を打ち崩す。
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