藤浪に新兵器“魔法の靴”試運転は上々

 「阪神秋季キャンプ」(17日、安芸)

 藤浪晋太郎投手(19)が、新スパイクを初めて使用した。ブルペンでの投球練習では「悪くなかった」。新兵器の試運転は上々のようだ。

 インステップ矯正のため発注した“魔法の靴”。左が6本歯に対し、右は8本歯だ。ゼット社の担当者によると「左右で(本数が)違うのは珍しい」という。右の親指部分は歯が2本並び、後部の歯が4本になっている。

 「マウンドで試したのは初めてです」。プレートのホームベース側に平行に足をかけて、バッターボックスより前に座る捕手めがけて、セットポジションから軽めに投げた。ワインドアップやノーワインドアップでも投げ、最後の2球は18・44メートルの距離で、少し強めの投球も行った。

 「これからいろいろと試していく段階ですが、悪くはなかった」。まだ全力投球をしていないため、調整しながら完成へと進められることになる。それでも、新兵器への一定の手応えを口にした。

 この日は、ブルペンの上から投球フォームの撮影も行った。一塁側のほかに、「腕の入り方や右膝の位置がわかる」と中西投手コーチのリクエストで背後からも撮影。藤浪進化計画は着々と進行している。

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