和田監督が久保の残留熱望「来季の戦力」

 阪神・和田豊監督(51)は13日、国内FA権の行使を表明した久保康友投手(33)の阪神残留を、強く熱望した。

 12日に球団側へ権利行使の意思を伝えた久保。これで国内他球団との争奪戦となることになった。それでも、来季の9年ぶりV実現のために、チームに必要な戦力であることは変わらない。

 和田監督は「FAに関しては、個人の持っている権利なので」と前置きした上で、「来季の戦力。先発として計算している投手。しっかり納得した上で結論を出して、残ってくれるのが一番いい」と残留を強く望んだ。

 これまで、数度にわたり久保と話し合いをしたという。「『もう一回先発で』ということも伝えている。そこで本人が決断してくれれば」と、来季は先発で起用する考えなどを伝え、慰留に努めてきた。

 この日、阪神電鉄本社で定例報告会を行った南球団社長も「残留を希望?それはもちろん」とし、条件面、環境面などを含めて、今後の交渉に全力を尽くす考えを示した。

 15日からの交渉解禁後、まずは阪神との交渉に臨むことになる予定。他球団に負けない誠意で、右腕へ来季残留を求めていく。

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