福留がシートで軽快守備!スラ解禁へ

 左膝内側半月板のクリーニング手術を受け、近日中の実戦復帰を目指す阪神・福留孝介外野手(36)が24日、三菱重工広島との育成試合(鳴尾浜)で、術後初めて試合前のアップとシートノックに入った。実戦復帰へ向けての最終行程となるスライディングも近々、解禁する予定だ。

 右翼線への打球を処理すると、二塁へ矢のようなワンバウンド送球。本塁にも低く強い送球を見せた。福留はシートノックで4度、打球を処理して左膝への不安を感じさせない動きと、鋭い送球を見せた。

 「全然(いいボールが)行っていなかったやろ」と本人は不満げ。それでも平田2軍監督は「今まで肩の出来がいまいちと言っていたけど、ピュッと来ていた。身のこなしも軽いね」と及第点を与えた。

 練習メニューは日々、ステップアップしている。22日にはスパイクを履き、力を入れたベースランニングを行った。今後はウエスタンの公式戦でもシートノックまでは2軍と同じメニューをこなす。また、権田トレーナーは左膝に負担が掛かるスライディングを行う段階まで近づいていることを明かした。

 7月末も視野に入っていた実戦復帰は、8月上旬となる。平田2軍監督は「最初はDHからやな」と話した。背番号8は間もなくグラウンドに帰ってくる。

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