虎ドラフト候補は速球投手&俊足野手

 阪神は19日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開き、今秋のドラフト候補選手約150人をリストアップした。上位指名候補選手に関しては、各担当スカウトからの報告を交えてビデオ映像を確認した。

 1位指名候補として、藤浪とバッテリーを組んで春夏連覇を成し遂げた強打の大阪桐蔭・森友哉捕手(17)、高校生ナンバーワン左腕の桐光学園・松井裕樹投手(17)、社会人ナンバーワンとの呼び声が高い191センチの長身右腕・JR東日本の吉田一将投手(23)、最速150キロを誇るセガサミー・浦野博司投手(23)、スリークオーターから最速150キロを投げ込む富士重工・東明大貴投手(24)らの名前が挙げられた。

 また、現場からリリーフタイプの投手と、俊足の野手の獲得を要望されたことを受け、右横手から最速148キロの直球とスライダーを武器とするパナソニック・秋吉亮投手(24)と、172センチと小柄ながら、50メートル6秒0の快足とシュアな打撃を売りにする日本生命・小田裕也外野手(23)を、指名リスト候補に加えたもようだ。

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