安藤&筒井で完封リレー!鉄壁の救援陣

 「阪神5-0ヤクルト」(21日、甲子園)

 まさに鉄壁の中継ぎ陣だ。7回無失点の阪神先発・藤浪をリリーフした安藤、筒井が2イニングを無失点に抑えた。これで、今季甲子園での9試合(先発投手の完封2試合含む)で、救援陣は失点、自責点ともにゼロと盤石の態勢だ。

 八回に登板した安藤は、先頭の宮本を見逃し三振に切るなど3者凡退に抑える投球。今季は開幕から中継ぎを務めるが「うまくリリーフとしてのリズムをつかめている」と、防御率0・00をキープ。「(中継ぎ陣が)みんな調子がいいので、その波に乗っています」と好調の要因を語った。

 左肩痛で開幕から出遅れた筒井も、18日の巨人戦で1軍復帰後は3試合連続無失点。安藤、加藤、福原、久保と並ぶ救援陣に、さらなる厚みを加える働きだ。

 23日の中日戦からは9連戦を迎える。それでも和田監督は「投手陣、特に中継ぎで投げている人は頑張っている。9連戦はきついかもしれないが、全員で気持ちを一つにして戦っていく」と、全幅の信頼を置いた。9連戦後半の29日からは、甲子園で広島3連戦。どこまで「ゼロ神話」が続くか、和田阪神の鍵を握っている。

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