白鵬“駄目押し”気味に魁皇超え達成
「大相撲夏場所・2日目」(9日、両国国技館)
横綱白鵬は宝富士を寄り切り、幕内880勝目を挙げ、魁皇を抜いて単独1位となった。横綱、大関陣は初日に続いて安泰で、そろって2連勝するのは07年夏場所以来9年ぶり。
白鵬が荒々しい相撲で魁皇超えを果たした。先場所、唯一黒星を喫した宝富士に、立ち合い左を張って強烈な右のかち上げを顔面へ。これでクラクラになった相手を右四つに組み止めて寄り切った。
最後は、相手の足が土俵を割ったあとも踏み込んで土俵下へ落とした。軽めの“駄目押し”にも見えたが、手をさしのべる場面もあり、審判長を務めた友綱審判部副部長(元関脇魁輝)は「あれは別に問題になるような相撲ではない」と問題視しなかった。
幕内での勝ち星が単独史上1位となり、支度部屋で付け人と「880」の人文字を作った。「館内の880のボードを見て、気合が入った。最後は投げてやろうと思ったけど、相手が出ちゃったからね。記録が話題になってくれればうれしい」と上機嫌だった。




