サッカー女子のプレナスなでしこリーグのINAC神戸が28日、神戸市内で始動し、ミニゲームなどで約1時間半、汗を流した。昨季は最後に皇后杯を制したものの、常勝チーム復活を目指す松田岳夫監督は「(リーグ戦、カップ戦、皇后杯の)3大会全てのタイトルを取る」と2013年以来の国内主要タイトル総なめを目標に掲げた。
大黒柱の澤穂希が皇后杯優勝を置き土産に引退、GK海堀あゆみも現役に別れを告げた。試練の1年となりそうだが、日本代表候補合宿から戻ったFW川澄奈穂美は「それを良い方向にしていけるかは自分たち次第」と前向きに話した。