新生なでしこ誕生 リオに向け世代交代

 日本サッカー協会は21日、2大会ぶりの優勝を目指す東アジア杯(8月1~9日、中国・武漢)に臨む女子日本代表23人を発表した。初選出は4人で、女子W杯準優勝メンバーは6人のみという若手中心の構成。佐々木則夫監督(57)は「“チャレンジなでしこ”という意味合いを持つ」と話し、来年のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選に向けた世代交代へ期待を寄せた。

 佐々木監督の狙いは明白だ。MF宮間や澤、海外組といったW杯の主力を外し、19歳のGK山下ら4人を初選出。30代の選手はおらず、平均年齢はW杯メンバー発表時の27・7歳から23・7歳と4歳も若返った。

 「“チャレンジなでしこ”という意味合いも持つ。リオ五輪に最低でも3分の1は関わってもらいたい」と一気に世代交代を推し進めたい考えを示した。

 リオ五輪のアジア枠はわずか2つ。来年2月開幕の最終予選に向けて、チームを底上げさせる新戦力の台頭が期待される。

 ただ、経験だけを持ち帰るつもりもない。佐々木監督は「若いからというのは結果が出なかった時の理由にはならない」と厳しい姿勢で臨む。目標は2大会ぶりの優勝。その先のリオ五輪へ、若きなでしこの挑戦が始まる。

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