大仁会長、原専務理事らが減俸へ

 日本サッカー協会は9日、都内のJFAハウスで常務理事会を開いた。大仁邦弥会長(70)や原博実専務理事(56)ら協会幹部が出席し、八百長疑惑で解任されたハビエル・アギーレ日本代表前監督の後任人事の状況説明とともに、招へいに関わった協会幹部の任命責任などについて協議したとみられる。

 大仁会長は3日の解任会見で、自身を含めた幹部の責任を「理事会で諮る」と語っており、関係者によると、12日に行われる理事会で同会長や原専務理事らに減俸処分が科される見通しだ。

 また、後任人事についても、関係者によると、交渉の責任者である霜田正浩技術委員長(47)が既に欧州入りしており、情報収集を開始。新監督の候補者との下交渉もスタートさせる。候補リストには元インテル監督のレオナルド氏(45)=ブラジル、元鹿島監督のオリベイラ氏(64)=ブラジル=らが入っているとみられ、交渉の進展次第では南米にも渡る可能性がある。

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