クラブ・アメリカ監督、準決レアル戦へ「誰も期待していないことが起こる可能性」

第2ラウンドを突破したクラブアメリカのイレブン。右から4番目は2得点のシルビオ・ロメロ=市立吹田サッカースタジアム(撮影・堀内翔)
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 「クラブW杯・準々決勝、クラブ・アメリカ2-1全北」(11日、吹田サッカースタジアム)

 北中米カリブ王者のクラブ・アメリカ(メキシコ)とアジア王者の全北(韓国)が対戦。前半23分、C大阪などのJクラブに所属した経験を持つ全北のMF金甫炅(キム・ホギョン)が先制ゴールを挙げたが、後半13分と29分にクラブ・アメリカのFWロメロが得点し、逆転勝利した。

 2ゴールのロメロは「2点を決めてチームに貢献でき、夢のよう。この勝利を十分味わいたい」と喜びに浸っている様子。準決勝レアル・マドリード(スペイン)戦(15日、日産)へ向け「偉大なチームと対戦する。僕たちは団結したチームなので、レアル・マドリードを相手にしても同じように戦いたい」と意気込んだ。

 またクラブ・アメリカを率いるラボルペ監督も「難しい試合だったが、強い心を持って戦ってくれた」と選手に感謝し「誰も期待していないことが起こる可能性がある」と欧州王者相手に大番狂わせを予言した。

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